ベジタリアンにオススメのピザを紹介!ヘルシーで美味しいピザとは?

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ベジタリアンというと、そうでない人にとっては未知の世界かもしれません。ベジタリアンの中には、ベジタリアンでない人と食事をするときに困った経験があるという人も少なくないでしょう。ピザはベジタリアンもそうでない人も一緒に楽しみやすい食事の一つです。本記事ではピザ好きの社会人を対象に、ベジタリアンとピザについて説明します。

ベジタリアンとは?

日本ではあまり聞きなれなかった「ベジタリアン」も近年理解が深まりつつあります。まず、ベジタリアンとはどのような食事に関する主義なのかみてみましょう。

日本ベジタリアン協会のウェブサイト(*1)によると、ベジタリアンという言葉は、英国ベジタリアン協会が発足した1874年に初めて使われました。ベジタリアンという言葉は19世紀に生まれたものですが、ベジタリアンの歴史は長く、古くから個人の主義や宗教上の理由からベジタリアンだった人も少なくありません。古代ギリシャの哲学者ピタゴラスもベジタリアンで、ベジタリアンという言葉が生まれる前は、菜食主義者はピュタゴリアンと呼ばれていました。

ベジタリアニズムについては、菜食主義という日本語訳があてられることから、ベジタリアンについて野菜や果物だけを食べるイメージを持っている人もいるかもしれません。完全な菜食主義者はビーガンと呼ばれ、ベジタリアンについては、乳製品と卵を食べるラクトオボベジタリアン、乳製品と卵のほかに魚を食べるフィッシュベジタリアンなどさまざまな種類のベジタリアンがいます。日本では、ベジタリアンを縁遠く感じるかもしれませんが、奈良時代に宗教上の理由から肉食が禁じられ、精進料理が発展しました。食の欧米化が始まる前、日本人は、地域によって魚は食べつつも菜食主義に近い食事をしてきました。

ピザはベジタリアンが楽しみやすい食事

ベジタリアンについての理解が深まりつつあるものの、ベジタリアンの人とそうでない人が一緒に食事をするというと、お互い難しく感じてしまいがちですが、ピザであれば一緒にテーブルを囲むのも難しくありません。

ピザ生地の材料は小麦粉、水、塩、イーストととてもシンプルで、いずれもベジタリアンが問題なく食べられるものです。生地の上に塗るトマトソースは、トマト、オリーブオイル、にんにく、ハーブ、塩が主な材料で、動物性の食材は入りません。

トッピングについては、乳製品を食べられる場合、野菜やきのこを中心とした食材を選んで、通常通りチーズをトッピングできます。さらに卵を食べられる場合は、ゆで卵や、ビスマルクピザのような半熟卵をトッピングしたピザも楽しめます。ビスマルクピザについては、ハムなど肉加工品が一緒に使われることもあります。ピザのトッピングを減らすのは難しいことではないので、レストランでは肉類を抜いてもらえるか聞いてみるとよいでしょう。ビスマルクピザについて詳しく知りたい人は、本サイトの記事「ビスマルクピザ」も読んでみてください。

すべての乳製品や卵を含むすべての動物性食品を避けたいというビーガンの場合、チーズを避ける必要があり、ベジタリアンのピザよりも少し工夫が必要です。ビーガンとピザについては本サイトに詳しい記事「ピザとビーガン」があります。ビーガンのピザを作りたい、ビーガンの人と一緒にピザを食べたいという人はぜひ読んでみてください。

ベジタリアンにオススメのピザ

ベジタリアンでない人の中には「サラミやハムがのっていないピザなんて!」と思う人もいるかもしれません。確かにサラミやハムはピザの醍醐味のひとつですが、シンプルでヘルシーなベジタリアンピザは一度食べてみる価値があります。ここでは代表的なベジタリアンのピザを三つ紹介します。

  • マルゲリータ

イタリアの伝統的なピザの代表格ともいえるマルゲリータは、薄めの生地にトマトソースを塗って、モッツァレラチーズとバジルをトッピングしたシンプルで美しいピザです。シンプルなピザなだけに、生地にこだわったり、水牛のモッツァレラチーズを使ったりして、素材の味を楽しめます。マルゲリータについて詳しくは本サイトの記事「ピザマルゲリータ」を読んでみてください。

  • グリル野菜のピザ

欧米で定番のベジタリアンのピザとして、グリル野菜をトッピングしたピザがあります。ナス、ズッキーニ、パプリカ、玉ねぎ、マッシュルームなどが使われることが多いですが、自分でピザを焼く場合は、季節に合わせてグリルした根菜などをトッピングしてもおいしくいただけます。グリル野菜の作り方は簡単です。野菜を5mmほどの厚さになるようにスライスし、オリーブオイルをはけで塗るか、たらすなどして、軽く塩をふって、様子を見ながら180度のオーブンで15分から20分ほど焼きます。ピザを焼く前に、オーブンの余熱がてら野菜をグリルすると効率的です。グリル野菜ができあがったら生地にトッピングしてピザを焼きます。

  • ほうれん草とフェタチーズのピザ

ほうれん草とフェタチーズの組み合わせは、ギリシャから中東にかけての国々の料理で見られる組み合わせで、欧米ではピザのトッピングとしても人気があります。ほうれん草はトッピングする前に軽くオリーブオイルでソテーしておくとよいでしょう。ボリュームを出したい場合は、マッシュルームのスライスを追加してもよく合います。

このほかにも、4種類のチーズを使ったクアトロフォルマッジ、フルーツを使ったピザなど、さまざまなベジタリアンのピザがあります。フルーツを使ったピザについては、本サイトの記事「フルーツとピザ」で詳しく説明しました。フルーツを使ったピザを焼いてみたい、どんなピザがあるのか知りたいという人は参考にしてください。

まとめ

本記事では、ベジタリアンとはどのような食事に関する主義なのかから始め、ピザはベジタリアンの人が食べやすい食事であることを説明し、ベジタリアンにオススメのピザを紹介しました。ピザというとサラミをのせてたっぷりチーズをのせたアメリカンなピザをイメージしがちですが、ベジタリアンのピザはシンプルで、生地はもちろん野菜やチーズといった素材の味や季節感を楽しめます。さらにベジタリアンのピザの多くがヘルシーなのもよいところです。ベジタリアンの人もそうでない人も、ぜひ本記事をきっかけにベジタリアンピザを食べてみてくはいかがでしょうか。

*1 http://www.jpvs.org/menu-info/