フルーツピザとは?パイナップル、チョコレートだけじゃない、あの食材まで!

  • by

ピザというと塩味のピザを想像する人が多いことでしょう。実はピザの中には甘いフルーツを使ったピザが存在します(フルーツピザの代表ハワイアンピザだけではありません!)本記事ではピザ好きのあなたに、フルーツを使ったピザを紹介します。

ピザとフルーツの相性は?

ピザというと、イタリア伝統のシンプルなマルゲリータや、ボリューム満点のアメリカンなピザが一般的で、これらのピザでは生地、ソース、トッピングのいずれも塩味です。塩味がベースの生地やその他のトッピングと、甘みの強いフルーツは調和するのでしょうか?好みの問題はありますが、塩味とフルーツの甘みのコントラストは、塩系のピザにない独特の味わいを作り出します。

世界的に有名なフルーツを使ったピザとして、ハワイアンピザがあります。一般的なハワイアンピザのトッピングはパイナップル、ハムまたはベーコン、チーズで、ソースにはトマトソースが使われます。パイナップルはシロップ漬けの缶詰のパイナップルが使われることが多いようです。名前に「ハワイ」とありますが、ハワイ発祥のピザではありません。ハワイアンピザの原形は1960年代にカナダで生まれたとされ、ピザにトッピングしたパイナップルの缶詰の名前からハワイアンピザと名付けられたそうです。ハワイアンピザは世界的に知られているピザの一つで、日本では宅配ピザの定番でもありますが、特にパイナップルに関して好き嫌いが大きく分かれるようです。

「ピザにパイナップルは・・・」という人もぜひ続きを読んでください。一口にフルーツピザといってもさまざまな組み合わせがあります。トッピングとしてはベリー類、バナナ、りんご、いちぢく、洋梨、桃、レモンなどが使われ、ソースはトマトソースだけでなくチョコレートを使うもの、フレッシュチーズベースのものがあります。組み合わせるチーズの種類も多種多様です。これまでピザにフルーツをトッピングするのを躊躇していた人、フルーツをトッピングするなんて考えてもみなかったという人もきっと気に入る一枚がみつかるはずです。

続いてフルーツを使ったピザを具体的に見てみましょう。

フルーツを使ったおすすめのピザ

甘みのあるフルーツを手軽にピザに取り入れるには、メインのピザの他にデザートピザを焼く、またはおやつにピザを焼いてみるとよいでしょう。

欧米ではチョコレートがトッピングされた冷凍ピザがスーパーマーケットで売られているほど人気で、日本でもチョコレートやマシュマロがトッピングされた市販のデザートピザを見かけます。甘みと苦みのあるチョコレートは塩味のきいたピザ生地とよく合い、チョコレートベースのピザにチョコレートと相性のよいバナナやベリー類をトッピングすると手軽にフルーツピザを作れます。生地から自分で作ってみたいという人は、市販のチョコレートスプレッドをソースのように使ってピザを焼くとよいでしょう。

デザートピザはチョコレートベースのものだけではありません。ドイツのピザともいわれるフラムクーヘンには、サワークリーム系のソースにたまねぎやベーコンとチーズをトッピングするのが王道ですが、りんごや洋梨のスライスとシナモンがトッピングされることもあります。フレッシュチーズの程よい甘みと酸味がりんごとよく合います。大人のデザートピザにしたい場合は、焼きあがったピザに度数の高いお酒を数的たらすのもおすすめです。

デザートと食事の間のようなピザもあります。いちぢくや洋梨、桃とフレッシュチーズやブルーチーズといったチーズを組み合わせたピザです。フレッシュチーズを使う場合はソースのように生地に塗って使い、ブルーチーズを使う場合はソースなしでフルーツと一緒に生地にトッピングします。フレッシュチーズを使ったピザは誰にでも食べやすく、ブルーチーズを使ったフルーツピザは大人向けの味わいになります。

さらに生ハムをトッピングに追加したり、はちみつを垂らしたりすると、より個性的なフルーツピザになります。チーズとの組み合わせでは、生食で一世を風靡した桃とモッツァレラチーズの組み合わせは、ピザのトッピングとして焼いてもおいしくいただけます。チーズとフルーツを主役にしたピザはワインとの組み合わせも楽しめることでしょう。

ここまで紹介したフルーツはいずれも甘みの強いものですが、酸味の強いレモンもピザに使えます。イタリアにはfocaccia al limoneと呼ばれるレモンをトッピングして焼くフォカッチャがあります。これはピザにも応用でき、ピザ生地にスライスしたレモンとローズマリーなどのハーブ、塩をトッピングして焼くと、レモンのピザのできあがりです。レモンのピザはさっぱりとして軽めで、パーティーのフィンガーフードとしても使えます。

フルーツを使ったピザを作る際の注意点

フルーツを使ってピザを作る際にもっとも気をつけたいのが水分量です。バナナは例外として、一般にフルーツは水分を多く含むため、トッピングしすぎたり、厚すぎたりするとピザが香ばしく焼きあがりません。野菜のようにトッピングする前に火を通しておくといった処理がしにくいため、なるべく薄くスライスし、控えめにトッピングすることをおすすめします。フルーツと一緒にチーズをトッピングする場合も水分や油分に気をつけて控えめにトッピングするとよいでしょう。

また、ピザに使うフルーツは、同じ種類のフルーツでも向き不向きがあることがあります。たとえば、りんごを使う場合は生で食べる甘みの強いりんごよりも、酸味が強くオーブンで焼くと甘みが出るタイプのりんごを使うとよいでしょう。製菓用、焼きりんご用として名前が挙がることの多い紅玉や、緑色のグラーニスミスがこのタイプのりんごです。梨については、欧米で一般的な洋梨を使うと、チーズとともになめらかに焼きあがります。

まとめ

本記事では生地やトッピングの塩味とフルーツの甘みが絶妙にマッチするフルーツを使ったピザについて紹介しました。ピザというと、どうしても定番の塩味のピザを思い浮かべがちですが、お店で注文したり、自宅で焼いたりする際に一枚フルーツを使ったピザを入れてみると、ピザの楽しみがこれまで以上に広がります。本記事で紹介したフルーツ以外にもピザに合うフルーツがあるはずです。ぜひ地域の旬のフルーツを使ってフルーツピザを焼いてみてください。