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クアトロフォルマッジとは?定義やレシピを徹底解説

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クアトロ・フォルマッジというピザをご存じでしょうか。クアトロ・フォルマッジは、多様なチーズの風味や食感を一度に堪能できるピザとして知られています。クアトロピザは、ピザハットのメニューの中でも、コアなファンから人気を集めています。

そこで、本記事ではクアトロ・フォルマッジの語源や意味、定義、レシピやおすすめの食べ方、手作りする際の注意点について詳しく紹介していきます。

クアトロフォルマッジとは?

クアトロ・フォルマッジはどのようなトッピングがされたピザなのでしょうか。まずは、クアトロ・フォルマッジの語源や意味、定義について解説します。

クアトロフォルマッジの語源や意味

クアトロ・フォルマッジ(Quattro Formaggi)の語源はイタリア語で、イタリアでは「クワットロ・フォルマッジ」と呼ばれています。クアトロは数字の「4」や「4つ」を意味しており、フォルマッジは「チーズ」の複数形を表している言葉です。つまり、クアトロ・フォルマッジとは、イタリア語で「4種のチーズ」という意味を指しています。

イタリアやピザ店では、4種類のチーズが乗せられたピザのことをクアトロ・フォルマッジと呼んでいます。ちなみに、「クアトロ・スタジオニ」と呼ばれるピザもあります。

「スタジオニ」とは、イタリア語で「四季」を指しており、四季折々の食材が乗せられたピザという意味があるといわれています。(*1)

クアトロフォルマッジの定義

クアトロ・フォルマッジは、トッピングに4種類のチーズが使われているピザだということがお分かりいただけたでしょう。では、クアトロ・フォルマッジには定義はあるのでしょうか。

結論から申し上げると、クアトロ・フォルマッジの定義は、トッピングが4種類のチーズであるということです。4種類のチーズであれば、どの種類のチーズを使用してもかまいません

参照:Pizzadiroma

一般的に使用されるチーズの種類は、ゴルゴンゾーラ、モッツァレラ、パルミジャーノ・レジャーノ、タレッジョが一般的です。ちなみに、ピザハットの「とろける4種チーズのフォルマッジ」には、パルメザンやモッツァレラ、カマンベール、クリームチーズがたっぷりトッピングがされています。

クアトロ・フォルマッジはチーズが要

クアトロ・フォルマッジの主役は、紛れもなくチーズといえるでしょう。どの種類のチーズを使用して組み合わせるかで、クアトロ・フォルマッジの味が決まると言っても過言ではありません。

https://primochef.it/pizza-4-formaggi/ricette/

たとえば、ゴルゴンゾーラは世界三大ブルーチーズの一つで、独特な存在感を醸し出しています。ワインやお酒に合う大人向けのクアトロ・フォルマッジを求める人におすすめのチーズです。詳しくは本サイトの「ピザに関連するチーズのカビ種類を一気紹介!」をご覧ください。

パルミジャーノ・レジャーノは「イタリアチーズの王様」とたたえられる名高いチーズです。クアトロ・フォルマッジに使用すれば、コクのある香り高い風味を堪能できることでしょう。

その他のチーズにもさまざまな特徴があります。本サイトの「ピザに使われるチーズの種類とは」で詳しく解説しています。ぜひ、ご一読ください。

クアトロ・フォルマッジを注文する

レシピを紹介する前に、時間がないけど美味しいクアトロ・フォルマッジが食べたい!という方にピザハットの「とろける4種チーズのフォルマッジ」をご紹介します。

ふんわりしたミルク味の北海道産「フレッシュモッツァレラチーズ」、まろやかでクセのない風味の「クリームチーズ」、濃厚なコクのデンマーク産「カマンベールチーズ」、豊かな風味と旨味の「パルメザンチーズ」を使用。チーズ好きにはたまらないメニューです。

さらに、別添のハニーメイプルシロップをかけると、チーズの塩味とハニーメイプルシロップの甘さが相性抜群で、贅沢な味になります。デリバリー、テイクアウトでぜひお楽しみください。

<<ピザハットの「とろける4種チーズのフォルマッジ」を注文する>>

クアトロフォルマッジを作ろう

必要な材料

クアトロ・フォルマッジに必要な材料は、次の通りです。

  • ピザ生地
  • オリーブオイル
  • ゴルゴンゾーラ
  • クリームチーズ
  • ピザ用ミックスチーズ
  • 粉チーズ

ゴルゴンゾーラは味にクセがあるため、苦手な人もいるかもしれません。苦手な人はモッツァレラやカマンベールなどのチーズに置き換えてもよいでしょう。

クアトロ・フォルマッジの作り方

クアトロ・フォルマッジの作り方を2ステップで紹介します。手作りピザが初めての人でも簡単に作れます。ぜひ、チャレンジしてみてください。

  1. ピザ生地にオリーブオイルを塗り、4種類のチーズを均等に散らしてトッピングをする
  2. 250度に温めたオーブンにピザを入れて10分焼く

チーズはお好みの量を散らしましょう。ただし、クセがあるゴルゴンゾーラや塩気が強めの粉チーズは他のチーズよりも量を減らすことをおすすめします。その代わり、量が多くても比較的に食べやすいクリームチーズやピザ用ミックスチーズは、量を多めにするとよいでしょう。

ピザを焼く前には必ずオーブンを250度の予熱をしておきましょう。高温で一気に焼き上げることができ、ピザ生地の外はカリッと、中はモチッとした食感に仕上げることができます。

クアトロ・フォルマッジのおすすめな食べ方

焼き立てのクアトロ・フォルマッジをそのまま食べるのもよいですが、あるものをプラスすることで味が変わり、さらにおいしく味わうことができます。おすすめのあるものとは、はちみつです。

クアトロ・フォルマッジとはちみつの組み合わせに驚く人がいるかもしれませんが、ピザの本場のイタリアではピザを注文すると、ピザと一緒にはちみつが提供されます。はちみつをかけることで、ほんのり甘く、まろやかな味わいをプラスできるのです。

クアトロ・フォルマッジを手作りする際の注意点

チーズの種類は相性を考えて選ぶ

クアトロ・フォルマッジにトッピングをするチーズは、相性を考えてバランスよく選びましょう。チーズには濃厚な味わいのものや、あっさりとした風味のものなど、それぞれのチーズには異なる特徴があります。

たとえば、4種類のチーズのすべてが濃厚なタイプのチーズを選べば、胃もたれがするような重たいクアトロ・フォルマッジに仕上がることでしょう。また、ブルーチーズばかりをトッピングをすれば、食欲が減退しやすい青一色のクアトロ・フォルマッジになってしまうかもしれません。

おいしいクアトロ・フォルマッジを作るのなら、チーズの味や食感、見た目などを考えて選ぶことをおすすめします。

はちみつをかけすぎない

クアトロ・フォルマッジにはちみつをかける場合は、かけすぎないように注意しましょう。クアトロ・フォルマッジは4種類のチーズが主役のピザです。はちみつをかけすぎれば、チーズの風味や香りを楽しめる機会を損なってしまうかもしれません。はちみつをかける際は、隠し味のようにほんの少しプラスする程度におさえておきましょう。

まとめ

クアトロ・フォルマッジはイタリア語で「4種のチーズ」という意味があり、4種類のチーズが乗ったピザを表す言葉です。チーズの種類に定義がないため、自分好みのチーズを自由に組み合わせて手作りできる楽しみがあります。

ピザ生地と4種類のチーズさえあれば、誰でも簡単に作ることができます。好きな種類のチーズや挑戦してみたいチーズを選び、世界に一つだけのクアトロ・フォルマッジを作ってみてはいかがでしょうか。

参考

*1 https://pizzakyogikai.gr.jp/glossary.html

表題イメージ参照:arancino