ピザと卵の相性を徹底研究!卵好き必見

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ピザのトッピングのひとつとして、卵が欠かせない人も少なくないでしょう。卵はそのおいしさだけでなく、栄養価や価格でも優秀な食材で、ピザ作りの心強い味方です。本記事ではピザ好きの社会人を対象に卵を使ったピザとその魅力をお伝えします。

ピザに卵を使う理由

卵というと良質なタンパク源として知られ、栄養が豊富です。カロリーは標準的な卵ひとつで90キロカロリーほどです。ピザのトッピングとして使われることの多いサラミは3枚で100キロカロリーを超えます。栄養素のみで両者を比べることはできませんが、同じ動物性食品としてタンパク質の含有量を比べてみると、卵は1つで7g強、サラミは3枚で5g強です。(カロリーおよび栄養素の計算にあたっては、食品の栄養素に関するウェブサイト「カロリーSlism」(1*)を参照。)

卵は栄養面以外でも優秀な食材で、いつでもどこでも手頃な価格で購入できます。必ず買いおきしているという人もいるでしょう。ピザのために普段より少し高価な特別な卵を買ったとしても、大きな出費にならないのもよいところです。

そのほか、卵はピザのトッピングとして使うと、ピザに彩りや華やかさを加えてくれます。ゆで卵のスライスの黄色と白、卵ひとつをまるまる落として焼いたピザなど、ピザの見た目を決める重要な要素にもなります。独特の食感や濃厚な風味はピザのアクセントになるでしょう。

また、この数年で名前を耳にすることも多くなったベジタリアンという菜食主義の人の中には、肉や魚は避けつつも乳製品や卵を食べる人たちがいます。乳製品が食べられる人であればチーズを食べられるためピザの選択肢は狭くはありませんが、卵も食べられるようでさればさらに選択肢が広がります。

ピザにぴったりの卵とは

どのような卵でもピザに使うことができますが、基本は新鮮な卵を使うことです。さらに、卵を中心にしたピザであれば有名な産地の卵、味に定評のある卵などを使ってみるのもよいでしょう。

卵の種類としては、ピザで使われることの多い鶏卵のほか、うずらの卵を使ってみてもよいでしょう。うずらの卵はひとつあたり23キロカロリーです。たくさん卵を使ってみたいけれど、カロリーが気になるという時の選択肢となるほか、デコレーション要素としても使えそうです。

卵と関連して、欧米を中心に広がりを見せている家畜の権利を保護する動きもおさえておくとよいでしょう。EUでは2012年から狭いケージでの養鶏が禁止され、卵にはどのように飼育されている鶏の卵なのかスタンプが押されていて、一般のスーパーマーケットでも放し飼いの卵が販売されています。放し飼いの鳥の卵は手に入りにくく、価格も高めですが、もし見かけたら購入を検討してみてください。良好な環境で飼育された鳥の卵を使ったピザは安心しておいしくいただけるはずです。

卵の使い方の例

ピザに卵を使うといっても、使い方はさまざまです。トッピングとしてはもちろん、ソースや生地に卵を使うことも。ここではトッピング、ソース、生地に分けて卵の使い方の例を紹介します。

<トッピング>

トッピングに卵を使う場合、以下のような選択肢があります:

・ ゆで卵をスライスまたはカットしてトッピングする

・ ピザに生卵をトッピングして焼き上げる

・ ポーチドエッグを焼きあがったあとにトッピングする

・ スクランブルエッグを作ってトッピングする

ひとつめのゆで卵を使ったトッピングはすでに試したことがあるという人もいることでしょう。生卵をトッピングして焼き上げたピザは「ビスマルクピザ」とも呼ばれ、本サイトでも一つの記事として以前紹介しました 。半熟卵とともに焼きあがったビスマルクピザは圧巻です。卵をピザとともに好みのかたさに焼き上げるには少し練習が必要ですが、そのほかの卵を使ったピザのように卵をトッピングする前に調理する必要がありません。定番のゆで卵、ビスマルクピザのほかには、ポーチドエッグやスクランブルエッグを作ってトッピングしてもよいでしょう。

卵のトッピングと相性のよい食材として、肉加工品全般、野菜ではブロッコリーやアスパラガス、パプリカ、たまねぎ、じゃがいも、きのこ類などがあります。アスパラガスまたはブロッコリー・ベーコン・卵のピザ、パプリカ・じゃがいも・たまねご・卵のピザ、卵をハムで囲んだビスマルクピザ、ほうれん草とポーチドエッグのピザなどさまざまなピザがあります。トッピングとして卵を使う場合は卵の黄色や白といった色も生かすのもよいでしょう。いろいろな組み合わせを紹介しましたが、ピザの好みは十人十色です。自分にぴったりの卵をトッピングに使ったピザを探してみてください。

<ソース>

ピザで卵を使えるところはトッピングだけではありません。ピザソースというとトマトソースが定番ですが、ソースに卵を使うこともできます。その定番が全卵または卵黄に油を乳化させて作るマヨネーズベースのソースです。市販のマヨネーズをソースとして薄く生地に塗ってもよいですし、スパイスやニンニクを足すなどして自分でピザに合うマヨネーズソースを作ってみてもよいでしょう。マヨネーズを使ったピザのトッピングにはマヨネーズをかけて焼きたい食材を選ぶとよいでしょう。

欧米でアスパラガスにかけて食べることの多いオランデーズソースは材料がマヨネーズとほぼ同様のソースで、マヨネーズベースのピザはアスパラガスやブロッコリーといった野菜とよく合います。また、伝統的なイタリアのピザではありませんが、焼き鳥とマヨネーズといった和風ピザを作ることもできます。

マヨネーズのほか、甘いピザまで視野を広げると、卵黄を使ったカスタードクリームがソースがわりに使えます。季節の果物と合わせておやつやデザートピザとして楽しめます。大人のデザートピザにする場合はリキュールなどを少量入れてもよいでしょう。

<生地>

ピザ生地は小麦粉、水、イースト、塩、オリーブオイルを使って作るのが定番ですが、ピザ生地のレシピの中には卵を使ったものもあります。卵を生地に入れる理由は、風味をよくし、きれいに焼き色をつけるためです。基本のピザ生地で家庭でもプロ並みのピザを焼くことはできるので、さらに一歩好みのピザ生地に近づけたいという時に卵入りのレシピを検討してみるとよいでしょう。

卵を使う際の注意点

卵は鮮度に気をつけたい食品で、夏場の気温の高い時期には特に管理に注意が必要です。農林水産省のウェブサイトには卵による食中毒について注意喚起したページ(*2)があります。このページの内容に加えて、卵が割れていないか確認する、割った卵や溶き卵を長時間放置しないよう心がけましょう。

せっかくの卵を使ったおいしいピザ。卵の扱いには十分注意してぜひ安全に楽しく食べてください。

1* https://calorie.slism.jp/

2* http://www.maff.go.jp/j/syouan/seisaku/foodpoisoning/egg.html