相性抜群!生ハムとピザについて

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ピザのトッピングにはトマトやサラミ、チーズなど様々な種類があり、自分好みのトッピングを選べるのもピザの楽しみの一つでしょう。なかでも上品な味わいが魅力の生ハムがおすすめです。今回は、生ハムを使ったピザの種類や生ハムをのせてピザを美味しく食べる方法を紹介します。

生ハムとピザは相性抜群

生ハムはサラダや冷製パスタのトッピング、ワインのお供にぴったりの食材ですが、熱々ピザとの相性も抜群です。ピザの本場イタリアでも生ハムをトッピングしたピザがあることからも納得できます。ここでは、生ハムを使ったピザの種類や特徴を確認しておきましょう。

生ハムを使ったピザの種類

生ハムを使ったピザで代表的なのが「パルマ」です。シンプルにオリーブオイル、トマトソース、モッツァレラチーズをのせてオーブンで焼き、仕上げにパルマ産生ハムとルッコラをトッピングしたピザを指します。

「ビスマルク」は少しボリューミーなピザで、生ハム以外に半熟卵やベーコン、モッツァレラチーズをトッピングしています。エビやイカなどを使った海鮮系の「ペスカーラ」にも生ハムがトッピングされています。

「プロシュット・エ・フンギ」は、秋に収穫されるポルチーニ茸やシメジ、エリンギなどのキノコと生ハムがたっぷりのっているピザです。生ハムはサラダや冷製パスタなど冷やして食べるものというイメージが強く、ピザのトッピングに使われることに驚いた人もいるかもしれません。

ピザの種類からもわかる通り、生ハムがピザと相性がよいことがおわかりいただけたことでしょう。

世界三大生ハムの特徴

世界三大生ハムをご存知でしょうか。生ハムを使った美味しいピザに仕上げるには、味を左右する生ハム選びが大切です。とはいえ、どのような生ハムを使えばよいのかわからない人もいるでしょう。

ここでは、三大生ハムの特徴を紹介します。ピザにぴったりの生ハムを探してみましょう。

イタリアの「プロシュート・ディ・パルマ」

世界三大生ハムの一つがイタリアの「プロシュート・ディ・パルマ」です。2008年に輸入解禁になって以来、イタリア産の生ハムは日本人の食生活に身近な食材になりました。その影響もあり、2010年には国産生ハム生産量が前年比の57%増加したという調査結果もあります。(*1)

製造しているのはエミリア・ロマーニャ州にあるパルマ県のごく限られた地域です。昼夜の寒暖差や海からアペニン山脈に吹き降ろす風など特有の環境によって美味しい生ハムが作られています。

メロンに巻いたり、サラダにトッピングしたりと、使用用途の幅は様々です。

スペインの「ハモン・セラーノ」

プロシュート・ディ・パルマに比べて口あたりのよい塩気と歯ごたえのあるのがスペイン産の「ハモン・セラーノ」の特徴です。元々はごく限られた地域でしか製造されていませんでしたが、生ハムの需要が増えたため、現在はスペイン全土で製造されています。

スペイン産の生ハムには白豚から作られているハモン・セラーノ以外に、イベリコ豚から作られている「ハモン・イベリコ」も有名です。生産量が少ないため、高級生ハムとして位置づけられています。

手軽にピザにトッピングするなら、ハモン・セラーノのほうがおすすめです。

中国の「金華火腿(金華ハム)」

「金華火腿」という名前にピンと来ない人も多いでしょう。日本では「金華ハム」という名前で知られている生ハムです。ただ、金華ハムは肉質が硬くて塩気が強いため、加熱して食べられるのが一般的です。

約900年前から浙江省の金華地区で製造されており、1915年のサンフランシスコ万国博覧会で「食品部門 1位」を獲得したことで、世界で高く評価され、世界三大生ハムとしての地位を確立しました。

生ハムのソフトな食感をピザで味わうには、加熱して食べる金華火腿は不向きといえるでしょう。

生ハムのせピザを美味しく食べる方法

プロシュート・ディ・パルマとハモン・セラーノの特徴や食感を生かした方法でトッピングすれば、ピザを美味しく味わえます。ここでは、ピザを美味しく食べるための方法を確認しておきましょう。

プロシュート・ディ・パルマはフレッシュなルッコラを

プロシュート・ディ・パルマの塩気とソフトな食感を生かすには、フレッシュなルッコラとモッツァレラチーズを合わせてトッピングしましょう。プロシュート・ディ・パルマとルッコラは新鮮さがピザの美味しさを引き立てます。

ピザはトッピングしてから焼き上げるのが一般的です。ただ、トッピングしてから焼いてしまえば、せっかくのフレッシュな食感が台無しになってしまいます。プロシュート・ディ・パルマとルッコラはピザを焼いてからトッピングして味わいましょう。

コスト的に許されるのなら、生ハムをたっぷりのせます。贅沢にトッピングして食べるのがイタリア本場の美味しい食べ方です。

ハモン・セラーノは常温に戻して

ハモン・セラーノを美味しく食べるには常温に戻すのがポイントです。常温で口に入れると、口内の温度で脂が溶けてハモン・セラーノの風味が味わえます。ピザのトッピングにのせる際も、常温に戻してからのせましょう。

プロシュート・ディ・パルマと同様に、生ハムの食感を楽しむなら焼き上げたピザの上にハモン・セラーノをトッピングすることをおすすめします。歯応えやコクがあるため、チーズとの相性も抜群です。

たっぷりのお好みのチーズでピザを焼き上げてから常温のハモン・セラーノをのせて美味しくいただきましょう。

生ハムをピザにトッピングする際の注意点

生ハムをピザにトッピングする際の注意点は、生ハムの扱い方です。日本で販売されている生ハムはスライスされたタイプがほとんどです。スライスされた生ハムが真空パックされてスーパーマーケットやコンビニエンスストアなどで販売されています。

1枚1枚が薄いため、開封しておくと乾燥してしまいます。乾燥すると生ハムのフレッシュさが失われかねないため、食べる直前に冷蔵庫から出して開封しましょう。

また、焼き立てのピザにフレッシュな野菜をのせてからプロシュート・ディ・パルマをトッピングすると、ピザの余熱によって食感が変化するのを防げます。

まとめ

生ハムには種類があり、より美味しく食べるためのコツがあるものです。そのコツを知っているかどうかで、ピザを美味しく味わえるかどうかが決まります。ピザの生地にもこだわりを持つように、トッピングにもこだわりを持ってみてはいかがでしょうか。

生ハムの特徴に合ったトッピングで、自分史上最高のピザを味わいましょう。

(*1)財団法人外食産業総合調査研究センター 生ハム消費の現状と今後
http://lin.alic.go.jp/alic/month/dome/2001/oct/chousa-1.htm