デトロイトピザとは!常識を超えたユニークなピザ!

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ピザといえばイタリアを思い浮かべる方も多い中、実はアメリカでもピザは独自の進化を遂げています。例えば日本ではシカゴピザが有名です。ほかにも様々な種類のピザがあり、なかでもデトロイトピザは個性的なピザとして知られています。

デトロイトピザのどのようなところが個性的なのでしょうか。今回は、デトロイトピザの由来や作り方などについて紹介します。

デトロイトピザとは

一般的なピザの形はイタリアをはじめ、日本でもピザの形は円形がほとんどです。円の中央を中心に切り分ければ、均等に切り分けられますし、尖った切り口から食べると口も汚れにくいのが円形ピザのメリットでしょう。

一方、デトロイトピザはピザの常識を超えたユニークなピザとして知られています。ピザの形は四角形で、通常のピザよりも厚めの生地がデトロイトピザの特徴です。

生地が厚いため、トッピングに触れる上部はふっくらとしていて、底に近くなるにつれてカリッとした二つの食感が楽しめます。定番のトッピングは、スパイシーなサラミのペパロニやピーマン、チーズ、トマトソースです。

また、一般的なピザは生地の上にソースを塗りますが、デトロイトピザは生地の上にトッピングとチーズをのせ、最後にスパイシーなソースをかけて焼き上げます。デトロイトピザがいかに型破りで独創的なピザであるかが納得できるでしょう。

デトロイトピザの起源

ミシガン州のデトロイトにあるピザ店にデトロイトピザの起源があるといわれています。元々はピザ店のオーナーの男性が経営していたバーの新メニューを考案したことに始まります。

妻の母の手料理にヒントを得て、誕生したのが四角形で厚みのあるデトロイトピザでした。生地はピザ生地というよりはパンに近いソフトな食感で、カリッと焼き上げたのがデトロイトピザの特徴です。

驚くのはピザを焼くために使われた調理器具でしょう。デトロイトピザを象徴する四角形は、自動車工場で使われていたパーツ用のトレーで焼いたためだといわれています。今でもなお、デトロイトの車産業文化が脈々と受け継がれているのです。

近年では、ピザの激戦区といわれる大都市ニューヨークにデトロイトスタイルのピザ店がオープンしています。日本でもシカゴピザに続き、デトロイトピザがトレンドになるのもそう遠くはないかもしれません。

大見出し:デトロイトピザの作り方

中見出し:必要な材料

デトロイトピザの生地に必要な材料は、強力粉(275g)・ドライイースト(7g)・砂糖(3g)・コーシャーソルト(天然塩:5g)・ぬるま湯(200ml)・オリーブオイル(小さじ3杯)です。

手作りソースを作るなら、マリナーラソース(680ml)・オレガノ粉(適量)・唐辛子粉(小さじ1杯)・ガーリックパウダー(小さじ1杯)を用意しましょう。

トッピングは、モントレージャックチーズ(230g)・チェダーチーズ(230g)・ペパロニスライス(サラミ:230g)です。

中見出し:デトロイトピザを作る手順

小見出し:ピザ生地を作る

ボウルに強力粉・ドライイースト・砂糖・天然塩・ぬるま湯・オリーブオイル(小さじ2杯)を入れ、木べらで粉っぽさがなくなるまでよく混ぜ合わせます。滑らかさが出たら、折り畳んだり引っ張ったり弾力が出るまで捏ねましょう。

25×35cm程度の四角形の型にオリーブオイル(小さじ1杯)を振りかけて指で広げます。型の中央に生地を置き、オリーブオイルがついた指で長方形になるように均等に引き伸ばしましょう。

湿らせた布巾で蓋をして、その上からラップをかけます。生地を1時間ほど発酵させ、2倍程度に膨らむまで待ちましょう。発酵している時間を利用して、デトロイトピザに欠かせないトマトソースを作ります。

スパイシーなトマトソースの作り方

小鍋にマリナーラソース・オレガノ粉・唐辛子粉・ガーリックパウダーを入れて混ぜ、15分ほど煮込めば、スパイシーなトマトソースの完成です。

マリナーラソースは市販でも購入できますが、トマトピューレ缶でも作れます。手作りソースにこだわる人は、以下の手順を参考にしてマリナーラソースを作ってみてください。

材料は、トマトピューレ缶(1缶)・にんにく(1かけ)・オリーブオイル(80ml)・オレガノ粉(大さじ3杯)・バジル粉(大さじ3杯)・パセリ粉(大さじ3杯)・ハーブソルト(少々)・ブラックペッパー(少々)です。

鍋にオリーブオイルを熱し、みじん切りにしたにんにくを中火で炒めます。にんにくの香りがしてきたら、トマトピューレ缶・ハーブソルト・ブラックペッパーを入れて煮込みましょう。オレガノ粉・バジル粉・パセリ粉を加えて煮立てたらソースのできあがりです。

トッピングしてピザを焼き上げる

生地が2倍に膨らんだら発酵完了です。膨らみが足りない場合は、発酵時間を延ばしましょう。オーブンは260~280℃に余熱しておきます。モントレージャックチーズとチェダーチーズは、小さめのサイコロ上にカットしましょう。

発酵させた生地は、型の四隅にもしっかり押し伸ばします。生地が均等の厚さになるように生地の上から指で軽く押しておきましょう。このとき、生地の内部の空気を押し出します。

どの部分を食べてもトッピングが味わえるように、均等にペパロニを生地の上に並べ、その上にチーズを敷き詰めます。トマトソースを3本のラインを描くようにかけましょう。仕上げにソースの上にペパロニをきれいに並べます。

余熱したオーブンにピザ生地の型を入れて15分ほど焼き上げ、5分ほど冷ましたらデトロイトピザの完成です。

デトロイトピザを作るときの注意点

ドライイーストと塩の取り扱い

生地づくりの際に、ドライイーストと天然塩の扱いに気をつけましょう。塩とドライイーストを隣り合わせに入れると、塩の殺菌作用によって上手に発酵できなくなります。

また、ぬるま湯は40~43℃程度に保っておきましょう。ドライイーストは冷たすぎても熱すぎても発酵しません。発酵しやすい環境を作るためにもぬるま湯の温度に注意しましょう。

生地の端にもチーズを敷き詰める

デトロイトピザのおいしさの一つでもあるのがこんがり焦げたチーズです。生地とチーズのカリッとした食感はデトロイトピザの特徴なため、チーズをしっかり敷き詰めましょう。チーズがこんがりと焦げ、食欲をそそるピザに仕上がります。

まとめ

デトロイトピザはアメリカでも人気が高いユニークな四角形のピザです。日本ではあまり知られていませんが、作り方を参考に自宅でデトロイトピザを楽しんでみてください。

ボリュームがあるため、ピザ好きの友人を集めてホームパーティーを楽しむのもよいでしょう。最後の仕上げは盛り付けです。デトロイトスタイルで四角にカットして本場の味を堪能しましょう。

執筆は2019年7月24日時点の情報を参照しています。
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