ピザに合うサイドメニューとしてフライドポテト、フライドチキン、スープなどがありますが、中でもおすすめなのがサラダです。ご存知の通り、ピザは種類によって味がこってりしていたり脂質が多かったりします。バランス良い食事を取るためににも、ピザと相性ぴったりのサラダの作り方、おいしく食べるためのコツをチェックしておきましょう。
ピザとサラダは相性ぴったり
ピザだけでお腹を満たすのも一つですが、何かサイドメニューが欲しいというときもあるでしょう。とくに友人や家族など大勢で食卓を囲むときにはピザだけでは寂しく感じます。そんなときにおすすめなのがサラダです。
サラダは低カロリーでさっぱりした味のものや、メイン料理としても存在感があるものなどバリエーション豊富です。ピザのトッピングと同じように、自分好みの食材やドレッシングで味付けができます。
サラダはピザとの相性がぴったりです。ピザがこってり系ならさっぱり系のサラダと食べたり、逆にあっさりとしたシンプルなピザなら食べ応えのあるがっつり系のサラダにしてもよいでしょう。
ピザと一緒に食べたいサラダ
肉やチーズの多いこってり系のピザや、特に気温が熱い日などは、さっぱりしたサラダがおすすめです。野菜の上に海藻をたっぷりのせた「海藻サラダ」やタコのマリネを加えた「タコのマリネサラダ」などがぴったりでしょう。
魚介類をトッピングしたペスカトーレやアンチョビベースのサルディナーラなどのピザには、サラダチキンやベーコン、ハム、ゆで卵、温泉卵などボリュームのある具材を入れたサラダが合います。
マルゲリータやマリナーラなどトマトソース系のピザが多いなら、ポテトサラダやシーザーサラダ、コールスローサラダなどとの相性が良いでしょう。
ピザに合うサラダのおすすめレシピ
バリエーション豊富なサラダの中でもピザに合うサラダの作り方を紹介します。定番サラダや時短できる簡単サラダなどのレシピをチェックしておきましょう。
コールスローサラダ
キャベツは芯と葉に分けて千切りに、ニンジンは皮を剥いてから千切りにします。コーン缶は汁気を切っておきましょう。味付けは、マヨネーズ(大さじ3杯)、酢(大さじ1杯)、砂糖(小さじ2杯)、塩・コショウはお好みで入れてよく混ぜ合わせます。
キャベツ、ニンジン、コーンをボウルに入れて混ぜ合わせた調味料で和えれば調理終了です。食器にはサラダ菜やサニーレタスなどを敷いた上に盛り付ければ、彩りがよくなります。
海藻サラダ
海藻サラダは時短で出来るおすすめのサラダです。市販の乾燥タイプの海藻をストックしておけば、冷蔵庫にある野菜の上にのせるだけで簡単に作れます。野菜はキャベツやレタスをベースにカイワレ大根、ミニトマトなどを添えてもよいです。
海藻を水で戻して水をしっかり切っておきましょう。和風ドレッシングをかけて白ごまを振ればあっという間に完成です。
コブサラダ
レタスは食べやすいサイズに手でちぎり、ゆでたブロッコリー、アボカド、ヤングコーン、ゆで卵などお好みの具材を一口大にカットしておきます。キュウリは斜めスライスにし、ミニトマトは1/2に切りましょう。生ハムは1/2にカットして巻いておきます。
大皿にそれぞれの具材を1列にきれいに並べましょう。レタスは好きな場所に配置し問題ありません。コブサラダは盛り付けが重要です。丸皿なら中心から外に盛り付けたり、角皿なら斜めに置いて中心から両端に向かって盛り付けたりしてもおしゃれでしょう。
ドレッシングを数種類用意しておけば、違う味を楽しめます。パーティーにもおすすめの一品です。
アボカドとクリームチーズのサラダ
クリーミーなアボカドとクリームチーズは一見こってりしすぎに思えますが、あっさりとしたシンプルな味付けでさわやかなサラダに仕上がります。
アボカド、キュウリ、トマト、クリームチーズは一口大のサイコロ状にカットしましょう。ドレッシングはレモン果汁(1/2個分)にオリーブオイル(大さじ1.5杯)を加えてよく混ぜ合わせます。野菜とクリームチーズをボウルに入れて混ぜてドレッシングで和えたらできあがりです。
サラダをおいしく作るためのコツ
水気をしっかり取り除く
サラダをおいしく作るためには、野菜の水気をしっかり取り除くことが大切です。水気が残ったままだとドレッシングの塩気によって野菜の水分がさらに出るため、味が薄まりぼんやりしたサラダになってしまいます。
野菜を洗った後はザルに上げておき、キッチンペーパーでなるべく水気を取り除くようにしておきましょう。
レタス類は手でちぎるのが基本
レタス類は包丁で切ると切り口が変色してしまいます。食べやすいサイズにするなら、水で洗ってから手で丁度よい大きさに切りましょう。
きれいな切り口で仕上げたい場合は、ステンレス製の包丁でカットするとよいです。ステンレス製の包丁であれば、切り口の変色を防げます。
冷蔵庫で冷やしてシャキッとした食感に
野菜をカットしたら20分程度、冷蔵庫で冷やしておきましょう。冷蔵庫で冷やしておくと、野菜のシャキッとした食感が楽しめます。とくに夏場は気温が高くなるため、提供前までは冷蔵庫に入れておくとよいでしょう。
彩りよく盛り付けて
サラダに使う食材や盛り付けには、緑、黄、赤、白を意識すると彩りのよいサラダに盛り付けられます。味付けやピザのトッピングに合った食材を活用しましょう。
- 緑はレタス、キャベツ、サラダ菜、キュウリ、アボカドなど
- 黄はコーン、ヤングコーン、黄パプリカ、カボチャなど
- 赤はトマト、赤パプリカ、糸唐辛子など
- 白はチーズ、ゆで卵、豆腐など
味付けは食べる直前に
サラダを調味料で和えたりドレッシングをかけたりするタイミングは、なるべく食べる直前にしましょう。提供前よりも早い段階で味付けしてしまうと、調味料の塩分で食材から水分が出てしまいます。
おいしくサラダを味わうためにも、味付けのタイミングを間違えないように注意しましょう。
まとめ
ピザとサラダはバリエーション豊富な具材や味付けがあることからも共通点が多い料理です。こってりしたピザにはさっぱり系のサラダを合わせれば、ピザもサラダもどちらもおいしく味わえます。
サラダはピザを食べるときの口直しにもなり、冷蔵庫にある食材で簡単に作れるため、ピザとの相性がぴったりです。ピザのお供にサラダを用意して、ピザをさらにおいしく堪能しましょう。