キムチとピザの相性とは?!おすすめのレシピを紹介

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キムチはスーパーマーケットやコンビニなど至る所で販売されており、日本でも食卓の定番になりつつあります。

また、キムチをトッピングにしたピザがメニューに並んでいる宅配ピザ店も多いです。

本記事では、キムチをトッピングしたピザが人気の理由や、キムチを使ったピザレシピを紹介します。

キムチの歴史や特徴

キムチの誕生と密接にかかわる日本の歴史

キムチは、韓国の食卓に欠かせない一品で、古くから保存食として作られていました。

キムチの原型は、野菜を塩漬けにしたもので、その後、香辛菜やトウガラシなどが外国から伝わり、現在のキムチになりました。

実は、朝鮮半島に伝わったトウガラシは、日本の歴史と深いかかわりがあったとも言われています。

15世紀頃、日本では南蛮貿易が盛んに行われており、ポルトガルから長崎にトウガラシが持ち込まれました。

そして、豊臣秀吉が天下を治めていた頃、秀吉の命で朝鮮半島に出征した兵たちがトウガラシを持ち込み、朝鮮半島に伝わったという説もあります。(*1)

キムチに欠かせないトウガラシが日本から伝わったのだとしたら、キムチへの愛着が湧く人も多いでしょう。

キムチの種類や栄養価

キムチと聞くと、日本では白菜を思い浮かべる人が多いかもしれませんが、韓国では100種類を超えるキムチが作られています。

白菜をはじめ、大根やきゅうり、海藻類などのさまざまな食材がキムチの原材料として使用されています。

キムチは、栄養価に優れた発酵食品の1つです。そのうちの1つが乳酸菌です。

乳酸菌には、ヨーグルトやチーズをはじめとする「動物性」と、味噌や漬物、キムチなどに含まれる「植物性」の2種類があります。動物性よりも植物性のほうが胃酸に強く、生きたまま腸に届くのではないかと期待されています。(*2)

乳酸菌は、腸内環境に良い影響を与える善玉菌の栄養になるため、キムチは健康に良い食品として、日本でもその存在が広く知られるようになりました。

日本と韓国ではキムチの定義が異なる

韓国だけでなく、日本でも人気が高いキムチですが、キムチに対する定義は異なっています。

日本では発酵していないものでも、キムチとして販売できますが、韓国では発酵したものだけをキムチと呼べるため、日本と韓国のキムチは製造工程や味に明確な差が生まれます。

発酵したキムチは酸味が強いため、苦手な日本人も少なくありません。

一方、日本で作られているキムチは酸味を抑え、うまみをプラスするなど、日本人が食べやすいように調整されているものが多いです。

キムチをトッピングしたピザが人気の理由

美容や健康に良いとされる栄養成分が豊富

キムチがピザのトッピングとして人気が高い理由は、さまざまな栄養成分を含む発酵食品であるためです。

たとえば、発汗作用があるとされる「カプサイシン」を多く含むトウガラシや、発酵によって増加した「乳酸菌」、野菜などに含まれる「ビタミンB」などが挙げられます。(*3)

これらの栄養成分は、身体の健康に欠かせないものばかりです。そのため、キムチがトッピングされたピザは、美容や健康に関心が高い女性に人気があります。

ピリッとした刺激がある辛さと酸味がピザにマッチ

トウガラシがたっぷり入ったキムチは、ピリッとした刺激があります。

キムチの適度な辛さと酸味が、ピザのうまみと見事にマッチしています。パンチのあるピザを作りたい場合、キムチをトッピングにすると良いでしょう。

チーズと相性がいい

キムチとチーズは、植物性と動物性との違いはあるものの、乳酸菌を多く含む発酵食品であることは間違いありません。

キムチはチーズとの相性が良く、チーズダッカルビやチーズキムチキンパなど、さまざまな料理で使われています。

キムチを使ったおすすめのピザレシピを紹介

キムチのシンプルピザ

シンプルなピザのアレンジとして、キムチをのせて焼き上げるのもおすすめです。冷蔵庫にある残り物を活用してキムチを使ったピザを作る際に参考にしてください。

用意する食材は、キムチ(一口大)、ベーコン(一口大:ハムやサラミでも可)、マッシュルームスライス缶、ピーマン(輪切り)、ピザ用チーズ、オリーブオイル、ピザ生地です。

【作り方】

  1. ピザ生地の表面にオリーブオイルを塗り、キムチを全体にのせる
  2. ベーコン、マッシュルーム、ピーマン、ピザ用チーズをトッピングする
  3. 予熱したオーブンで焼き上げれば完成

海鮮風キムチピザ

キムチは、魚介類との相性も良い食品です。ここでは、イカを使用した海鮮風キムチピザの作り方を紹介します。マヨネーズのコクが深みのあるピザに仕上げてくれます。

ポイントは、加熱したイカが縮まないように、表面に格子状の切れ目を入れることです。

用意する食材は、キムチ(一口大)、冷凍イカ(一口大・斜め格子状に切れ目)、ブロッコリー、ブナシメジ(一口大)、ピザ用チーズ、マヨネーズ、ピザ生地です。

【作り方】

  1. イカとブロッコリーをそれぞれゆでて軽く火を通し、水気を切っておく
  2. ピザ生地の表面にマヨネーズを塗り広げ、キムチやイカ、ブロッコリー、ブナシメジ、ピザ用チーズをのせる
  3. 予熱したオーブンで焼き上げれば完成

豚キムチピザ

豚肉とキムチの相性の良さはご存じの人も多いでしょう。まずは豚キムチを調理し、ピザのトッピングにします。簡単に作れるため、ぜひチャレンジしてみてください。

用意する食材は、豚肉のこま切れ(一口大)、下味(豚肉100gに対し、酒・しょうゆ:それぞれ小さじ1杯)、キムチ(一口大)、エリンギ(短冊切り)、青ネギ(小口切り)、おろしニンニク(1片分)、油、マヨネーズ、ピザ生地です。

【作り方】

  1. 豚肉を調味液と和えて下味をつける
  2. 熱したフライパンに油をしき、ニンニクの香りが立つまで加熱し、1の豚肉、エリンギを炒める
  3. 豚肉に火が通ったら、キムチを加えて炒め、粗熱を冷ましておく
  4. ピザ生地に豚キムチをまんべんなくのせ、マヨネーズをかける
  5. 予熱したオーブンで焼き上げ、青ネギを散らせば完成

キムチをピザにトッピングする際に注意すべきこと

キムチをピザにのせる際、汁気をしっかり絞ってからトッピングしましょう。

汁気を絞らずにピザ生地にのせれば、キムチの水分が生地に染み込み、食感の悪いピザに仕上がってしまいます。

外側はカリッと、内側はモチモチとしたピザを作るには、汁気の多いトッピングは禁物です。

まとめ

キムチは辛みのある食品というだけでなく、栄養価の高い発酵食品です。

チーズとの相性が良く、ピザのトッピングとして高い人気があります。

ただし、日本で作られるキムチの中には、発酵していないものもあるため、発酵食品としてのキムチを求めるなら、韓国産のキムチを探すと良いでしょう。

キムチピザはキムチがあれば簡単に作れるため、上記で紹介したレシピを参考に作ってみてください。

参考URL

*1 http://www.hareruya-foods.com/?page_id=664

*2 https://www.kagome.co.jp/syokuiku/knowledge/nyusankin-univ/agri/

*3 http://kanesima.com/knowledge/