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【宅配ピザ屋が教える】余ってしまったピザの保存方法、美味しい食べ方とは。

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疲れて帰宅して夕飯の支度をする気力も体力もない時や、頑張った自分へのご褒美など、家でも本格ピザが楽しめる宅配ピザは私たちの強い味方です。

最近では2枚買うと半額になるキャンペーンをしている宅配ピザが出てくるなど、以前よりお得に購入できるようになりました。

しかし一人暮らしや二人暮らしなど少人数の世帯では、お得だからと言ってたくさん買ってしまうと、食べきずに余ってしまいがちです。

そのままにしておくと翌日にはカチカチになってしまうため、せっかくお得に買っても無駄になった経験はありませんか?

今回は、そんな余りがちなピザに一工夫することで余ったピザを更に美味しく、そして無駄なく食べられる方法を、宅配ピザのプロがご紹介していきます。

上手に活用して、食べ残しを気にすることなく、宅配ピザを思いきり楽しんでください!

余ったピザの上手な保存方法

常温保存

宅配ピザは当日中に食べるように作られているため、常温保存では日持ちはしません。すぐに食べるのであれば良いですが、半日以上置いておく場合は注意してください。保存する際は、そのままにしておかず下記のように冷蔵もしくは冷凍保存することをおすすめします。

冷蔵保存

実は、冷蔵庫で保存する場合も日持ちは良くないため、やはり早めに食べることをおすすめします。冷蔵庫の中は乾燥しやすいので、美味しく食べるためにはラップか食品保存容器などを使用するといいでしょう。

冷凍保存

ピザを保存する際に最もおすすめの方法が冷凍保存です。常温保存や冷蔵保存に比べて日持ちするので、慌てて食べる必要がなく、ゆっくりと無駄にせず食べられます。

また、宅配ピザの場合は既にカットされているので、食べたい分だけ解凍できる点も便利ですよね。

しかし、冷凍の方法を間違えると冷凍焼けや臭い移りなどで味や風味が劣化してまずくなる可能性もあるので注意が必要です。ジャガイモや生ハムなど冷凍保存に適していない食材も風味が落ちやすいので注意しましょう。

もし食べきれないことが分かっていても安く買うために多い枚数を注文する時は、冷凍しても風味が落ちにくいトッピングかどうかをポイントにしてもいいかもしれません。

おすすめの保存方法

〇必要な道具

ラップ、フリーザーバッグ

〇前処理

・ジャガイモは冷凍してから解凍すると食感が変わってしまうため取り除いておくといいでしょう。

・生ハムやレタスなど冷凍保存に適していない食材も取り除いておきます。

〇保存方法

ピザを一切れずつラップに包み、フリーザーバッグに重ならないように入れ、なるべく平くなるように冷凍庫の中に入れます。

この時、そのままだと場所を取ってしまうので、完全に冷凍されたらピザが割れないように注意して並び方を変えて収納しても大丈夫です。

スペースがない場合は、小分けにしてスキマ収納をするという手もあります。

限られた冷凍庫のスペースでもピザは薄くスキマに収まりやすいので冷凍保存をする際に邪魔にならない便利な食材ともいえます。

くれぐれも面倒くさいと言って箱のまま保存することは避けてくださいね。

〇注意点

・熱いままのピザを冷凍するのは傷みが早くなるため、しっかりと冷ましてからラップに包みましょう。

・空気が入ると劣化が進みやすいため、ラップに包んだピザを更にフリーザーバッグへ入れて、空気を抜いて封をします。

余ったピザを美味しく温め直す方法

ピザを解凍する方法にも自然解凍、電子レンジ、フライパン、オーブントースターなどいろいろな方法があります。ここでは、美味しく食べるためにおすすめの方法を二つご紹介していきます。

  • オーブントースター

食べる分だけのピザを取り出し、電子レンジで解凍をします。その後オーブントースターで生地がカリッとするまで温めます。

電子レンジで温めすぎると生地が硬くなってしまうので、おおよそピザ1枚につき500wで40~50秒くらいを目安にしましょう。

電子レンジで解凍した後は、オーブントースターでピザ1枚につき3分程度を目安に温めるようにしてください。焦げ目が気になる場合は、アルミホイルをかけて温めることで新たな焦げを防ぐことができます。

  • フライパン

電子レンジで解凍したピザをフライパンにのせ、蓋をして弱火で温めます。蓋をしないと生地の水分が蒸発して硬くなってしまうので、必ず蓋を忘れないようにしましょう。

自然解凍や電子レンジで温めるだけでも食べられますが、購入時の状態に近づけるためにはオーブントースターかフライパンで温めることをおすすめします。多少の手間はかかりますが、せっかくなら美味しく食べられる方が良いですよね。

また、自然解凍は食中毒の心配などが出てくるため、電子レンジでの解凍後にオーブントースターかフライパンで温める方法が最適です。

ピザは残したくない方必見のピザハットメニュー

ここまでピザが残ってしまったケースをご紹介してきました。以下には残ったピザで作れるレシピも紹介しますが、その前に、どうしてもピザを残したくない!という方に向けたピザハットのメニューをご紹介します。

デラックス

チーズ、ペパロニサラミ、オニオン、ピーマン、ベーコンの5種類のシンプルな素材のみを使用した、ピザハットの歴史ともいえる開店以来定番人気のアメリカンミックスピザです。

多くの種類の食材をを一つのピザで楽しめるので、残すことを気にせずぺろっと食べられます!ぜひお試しください。

<<ピザハットの「デラックス」を注文する>>

とろける4種チーズのフォルマッジ

ふんわりしたミルク味の北海道産「フレッシュモッツァレラチーズ」、まろやかでクセのない風味の「クリームチーズ」、濃厚なコクのデンマーク産「カマンベールチーズ」、豊かな風味と旨味の「パルメザンチーズ」を使用。チーズ好きにはたまらないピザです。

さらに、別添のハニーメイプルシロップをかけると、チーズの塩味とハニーメイプルシロップの甘さが相性抜群で、贅沢な味になります。ピザに飽きることもないので、食べ残しの心配もありません。

<<ピザハットの「とろける4種チーズのフォルマッジ」を注文する>>

余ったピザのおすすめアレンジ&リメイクレシピ3選

 無事に冷凍保存をしたものの、同じ味を食べていると飽きてくることもありますよね。そんな時におすすめなのが、余ったピザにひと手間加えたアレンジ&リメイクレシピです。

冷凍保存前のピザでも実践できるので、飽きてきた時や違った味を楽しみたい時にチャレンジしてみてください。

チーズ増量!お好み贅沢ピザ

冷凍保存を上手に解凍するだけで十分美味しいのですが、やはり多少の風味の劣化は避けられません。手間はかけたくないけれど、普通の解凍ピザでは物足りない時におすすめなのが、電子レンジで解凍した後、新たにチーズをのせトースターで焼く方法です。

ピザ用チーズがない場合「とろけるスライスチーズ」で十分です。もしウインナーやハム、トマトなどが冷蔵庫にあれば、それらをチーズをのせる前に新たにトッピングをしてみましょう。

自分好みの具沢山ピザが簡単に作れるので、栄養バランスが気になる人にもおすすめの方法です。お子さんと一緒に楽しみながらアレンジできるので、休日のランチにしてみるのもいいですね。

冷凍によって香辛料系の香りが飛んでいることもあるので、お好みでブラックペッパーなどの香辛料も使うのもいいかもしれません。

ピザを見事にリメイク!ピザグラタン

ピザの記事は小麦粉でできているので、洋風の料理とは相性が良く、美味しく簡単にリメイクできます。中でもおすすめのリメイクレシピがピザグラタンです。

ピザを一口大に切ってグラタン皿にのせます。そして、お好みで炒めた玉ねぎやキノコ、ジャガイモなどをのせ、ホワイトソースとチーズ、パン粉を重ねます。最後にオーブントースターで温めて焼き色がついたら出来上がりです。

ホワイトソースは小麦粉とバターと牛乳があれば簡単に作ることができますし、市販のホワイトソースを使えば更に簡単にリメイクできます。

ホワイトシチューのルーを牛乳で溶かしてホワイトソースにする方法もあるので、家にある材料で簡単にリメイクできそうですよね。

少し手間をかけて、おしゃれなピザキッシュ

本来のキッシュは卵と混ぜ合わせたホウレンソウや玉ねぎなどの具材をパイ生地でできたお皿の中に流し込み、オーブンで焼く料理です。見た目が華やかなので、おもてなしやパーティでも重宝する料理の1つでもありますが、このキッシュをピザで再現できるのです。

まず余ったピザを1~2㎝程度の大きさに切ります。そして溶き卵(ピザ1ピースに卵1個程度)を作り、溶き卵の中に刻んだピザ、牛乳(ピザ1ピースにつき大さじ1弱)、マヨネーズ(ピザ1ピースに大さじ1)を入れて混ぜ合わせます。混ぜ合わせたものを耐熱皿に入れ、オーブンで焼き色がつくまで焼きましょう。

お好みでバターソテーをしたホウレンソウやベーコン、玉ねぎなどを加えるのもおすすめです。卵液の量が少ない場合に固まらないので、具材の量に合わせて調整するようにしてくださいね。

パイ生地は使わないので“キッシュ風”ではありますが、ピザとは全く違った料理に生まれ変わるおすすめのレシピです。

いかがでしたでしょうか?

今回ご紹介した方法を使って、食べ残しを気にせず思いっきりデリバリーピザを楽しんでください。