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サラダピザとは?!ヘルシーで美味しいピザ

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ピザは生地やトッピングの選び方によって栄養バランスよく食べられる食事ですが、中でもサラダピザは生野菜を合わせて食べられるヘルシーなピザです。本記事では、サラダピザについて、作り方やおすすめのサラダ、サラダピザを作るときの注意点を合わせて紹介します。

ヘルシーなサラダピザとは?

ピザにはチーズや肉加工品をトッピングすることが多いことから、脂質や塩分を多く含み、高カロリーというイメージを持っている人もいるかもしれません。軽めの生地を選んで、野菜やきのこを多めにトッピングしてヘルシーなピザを作っているという人もいるでしょう。ピザの栄養バランスや健康への影響について詳しくは本サイトの記事「ピザと健康」を参考にしてください。

ヘルシーなピザというと、チーズや肉加工品は控えめにして、野菜やきのこを多めにトッピングして焼いたピザが思い浮かびますが、実はそれだけではありません。ピザが焼きあがったあとに、葉物を中心に野菜をトッピングする「サラダピザ」と呼ばれるピザがあります。サラダピザはいつどこで生まれたものなのか定説はありませんが、サラダピザで使う定番の葉物野菜のルッコラは、ローマ帝国の時代から栽培されている野菜で、イタリア発祥のピザと一緒に食べられるようになったことにはうなずけます。

サラダピザがヘルシーと言われる理由は、ピザと生野菜を一緒に食べられるところです。野菜に火を通さないことで加熱に弱い栄養素を壊すことなく摂取できます。さらに、生野菜のボリュームや見た目の華やかさで食べ過ぎを防げるでしょう。オーブンで焼いたピザと生野菜の食感、ジューシーなピザとフレッシュな生野菜の味わいはピザにメリハリを与え、食べる人に満足感を与えます。

余談ではありますが、自宅でピザを焼いてサラダを別皿で食べると、サラダ用の器などを使うことになりますが、サラダピザにすると一つのプレートで食べられるので、食事の後片付けの負担も減らせる事もサラダピザのよいところです。

サラダピザの作り方

サラダピザの作り方にルールはありません。後述する注意点にだけ気をつけて、焼きあがったピザにサラダをトッピングします。

具体的な作り方としては、生地を発酵させている間やピザを焼いている間にサラダを用意します。葉物などサラダに使う野菜は洗った後、しっかり水気を切っておきます。必要であればドレッシングも作っておきましょう。ドレッシングを使う場合、ピザが焼き上がってから、サラダをトッピングする直前にサラダとあえてください。ドレッシングをあえた状態でサラダをおいておくとサラダが水っぽくなったり、野菜がべたっとしてしまったりするからです。

ピザが焼きあがったらカット前に均等にサラダをトッピングしてできあがりです。

おすすめのサラダ

どのようなサラダをピザにトッピングするかは自由ですが、定番の組み合わせや、ピザごとに相性のよいサラダがあるので紹介します。

まず、葉物野菜の定番はルッコラといってよいでしょう。ロケットサラダという名前で売られていることもあります。心地のよい苦味とぴりっとした味わいがピザのトマトソースやチーズとよく合います。ルッコラの葉が大きければ、洗った後に水気を切り、適当な大きさに切っておきます。ルッコラそのものをトッピングしてもよいですが、バルサミコ酢とオリーブオイルに塩胡椒少々を加えたドレッシングを少量作って、ルッコラと和えるとよりピザに合う本格的な味わいになります。

基本のルッコラのサラダには、好みやピザのトッピングを考慮して、ごく薄くスライスした玉ねぎ、生のマッシュルーム、水気に注意して薄切りのきゅうりなどを加えてもよいでしょう。ルッコラの代わりとしてベビーリーフミックスを使うのもおすすめです。ベビーリーフミックスは一袋にさまざまな葉物が入っていて、異なる味や食感、色合いがピザに華やかさを添えてくれることでしょう。また、生ハムなど火を通さずに味わいたい食材は、ピザと一緒に焼かずに、サラダとしてトッピングするのも一つの手です。

ピザが好きな人の中には定番の欧米のピザのほかに、和風のピザが大好きという人も少なくないでしょう。和風のピザには、水菜など和の葉物がよく合います。かいわれ大根などのスプラウト(新芽野菜)を利用してもよいでしょう。スプラウトは栄養面から近年注目を集め、欧米では自宅栽培用のタネやキットも発売されています。水菜やかいわれ大根の他にはからし菜を利用してもよいでしょう。からし菜のピリッとした辛味は和の甘辛の味わいとよく合います。水菜やからし菜はヨーロッパのマーケットにも並ぶようになっているので、和風ピザだけでなく、欧米のピザと組み合わせても新しい発見があるかもしれません。

サラダピザを作るときの注意点

サラダピザを作るときの最大の注意点は、水気です。サラダに水気が残っていたり、トマトなど水気の多い野菜を使ったりすると、せっかく香ばしく焼いたピザに水気が移って台無しになってしまいます。ドレッシングを使う場合は、ピザにすでに味がついていることもあり、極少量を心がけ、ピザが焼きあがってからサラダとあえてください。

また、サラダはピザを食べ始める直前にのせるようにしましょう。ピザは250度またはそれ以上の極めて高温で焼くため、ピザの熱がサラダに移るとサラダのしゃきしゃきした食感が失われてしまいます。

水気とタイミングに注意することでワンランク上のサラダピザを作ることができます。手間を惜しまずいつものサラダよりも少しだけ入念に野菜の水切りをしてみてください。

まとめ

本記事ではよりピザをヘルシーに楽しめるサラダピザを紹介しました。これまで栄養バランスを整えるためにピザとサラダを別に作っていた、注文していたという人は少なくないでしょう。栄養面ではサラダピザと同じ効果が期待できますが、サラダピザ特有のオーブンで焼いたピザと生野菜という食感や味わいの異なるものを一緒に食べる感覚は新鮮です。ぜひ本記事をきっかけにサラダピザに挑戦してみてください。