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ピザに使われるチーズの種類とは?おすすめレシピも紹介!

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チーズとピザは、切っても切り離せない関係です。

こんがり焼けた、香ばしいにおい。一切れ取ってほおばると、とろりと伸びるチーズは、まさにピザの醍醐味といえます。

そんなピザに欠かせないチーズですが、実は、レシピによっていろいろな種類のチーズが使われています。

今回は、知るとよりいっそうピザが楽しめるような、チーズの豆知識をご紹介します。

ピザのチーズの重要性

チーズは、ピザに欠かせない大事な材料の一つです。

現代に伝わるピザの原型には、すでにチーズが使われていたといわれています。

私たちになじみが深いピザの原型は、16世紀後半から17世紀頃に、イタリアのナポリで生まれたと考えられています。

トマトが栽培されるようになったほか、水牛の乳から作られたモッツァレラチーズも登場し、これらの材料を生地に乗せたピザが人々の間に普及していきました。

いまやピザは人気メニューとして世界中に広まり、レシピのバリエーションも増えました。モッツァレラの他にもさまざまなチーズが使われ、味わいの違いを生み出しています。

ピザの代表的チーズを紹介。味、カロリーごとの違いもチェック

こちらでは、ピザに使われる代表的なチーズをご紹介します。味わいや気になるカロリーについても一緒にチェックしていきましょう。

・モッツァレラチーズ

ピザにもよく使われる、イタリア産の有名なチーズです。特に、「マルゲリータピザ」には欠かせない存在です。

真っ白で丸く、弾力もあることから、見た目や感触はお餅によく似ています。

熟成させない「フレッシュチーズ」と呼ばれるタイプで、クセのない上品な味わいが特徴です。

カロリーは100gにつきおよそ276kcalであり、チーズの中では低めです。

・ゴーダチーズ

オランダを代表するチーズで、日本でも人気の高いチーズです。

色は黄色っぽくて、どっしりとした見た目です。熟成による香りとコクが特徴ですが、マイルドでどんなトッピングにも合うため、ピザによく使われています。

カロリーは100gにつきおよそ380kcalとなっています。

・チェダーチーズ

原産国はイギリスですが、いまやアメリカやニュージーランドなど、世界中で作られているチーズです。

黄色い種類とオレンジ色の種類があり、さわやかな酸味とコクがあるのが特徴です。

カロリーは、100gにつきおよそ423kcalとなっており、やや高めといえるでしょう。

・ゴルゴンゾーラチーズ

いわゆる青カビチーズ(ブルーチーズ)の一種です。

イタリア原産で、甘みの中に青カビの刺激が感じられる、ユニークな味わいを持っています。

そのまま食べても美味ですが、ピザの材料にもぴったりです。特に、甘いはちみつと組み合わせたメニューは、独特な風味が人気です。

カロリーは、100gにつきおよそ349kcalです。

・カマンベールチーズ

白カビタイプのチーズです。なめらかでクリーミーな味わいで、臭みが少ないのが特徴です。

ピザに使うと、固い白カビ部分とやわらかい中身部分で口当たりが変わるため、違った舌触りが楽しめます。

はちみつやフルーツと合わせても、おいしいピザが出来上がります。

カロリーは、100gにつきおよそ310kcalとなっています。

・クリームチーズ

生クリームを利用して作られたチーズです。

やわらかく、なめらかな舌触りが特徴で、ナッツやドライフルーツを混ぜた商品もあります。

チーズケーキの材料によく使われますが、ピザのトッピングになることもあり、生地に塗りこめて使うことが多いです。

カロリーは、100gにつきおよそ346.1kcalです。

・パルミジャーノ・レッジャーノチーズ

イタリアの特定地域で作られるチーズで、その濃厚な旨味と深い香りは「イタリアチーズの王様」と呼ばれるほどです。

実は、生産地域や製法が厳しく定められており、その基準をクリアしないと「パルミジャーノ・レッジャーノ」を名乗れない、というルールがあります。

名前が似たチーズに「パルメザンチーズ」と呼ばれるものがありますが、厳密には別物です。

カロリーは、100gにつきおよそ474.9kcalです。

各種チーズを使ったおすすめメニュー紹介

こちらでは、それぞれのチーズを使ったピザメニューを紹介します。家庭でも作れますので、ぜひチャレンジしてみてください。

マルゲリータ

シンプルながら、圧倒的な人気を誇るピザです。モッツァレラチーズが使われているピザとしては、もっとも有名なメニューでもあります。

名前の由来は、イタリアのマルゲリータ王妃から。イタリアの国旗のカラーである緑・白・赤の三色を、それぞれバジル。モッツァレラチーズ、トマトで表現しています。

マルゲリータの主な素材は、以下のとおりです。

【素材】

・モッツァレラチーズ

・トマトソース

・バジルの葉

・オリーブオイル

ピザ生地の上にトマトソースを塗り、一口大に切ったモッツァレラチーズとバジルの葉を乗せてオーブンで焼きます。

ミニトマトを乗せたり、パルメザンチーズをふりかけたりとアレンジが可能なのも、シンプルゆえの楽しさです。

食べたいけど作るのは面倒。。という方はぜひピザハットの大人気メニュー、「ピザハット・マルゲリータ」をご確認ください。

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クアトロ・フォルマッジ

日本語にすれば「4つのチーズ」を意味するメニューです。

チーズがメインであり、チーズ好きにはたまらない一品といえるでしょう。そのまま食べるだけでなく、アクセントとしてはちみつをかけても美味しいです。

お店によってチーズは変わりますが、よく使われる種類は以下のとおりです。

【素材】

・ゴルゴンゾーラチーズ

・モッツァレラチーズ

・カマンベールチーズ

・クリームチーズ

・パルミジャーノ・レッジャーノチーズ

作り方はとっても簡単。ピザ生地の上に各種チーズを乗せて焼くだけです。

チーズにも、さっぱりした風味のもの、濃厚なもの、酸味があるもの、甘みがあるものなど、種類によって味はさまざまです。家で作るなら、自分でチーズのオリジナルブレンドを考えてみるのもおすすめです。

「美味しいクアトロ・フォルマッジが食べたい!という方はぜひピザハットの「とろける4種チーズのフォルマッジ」をチェックしてみてください。チーズに相性ぴったりなハチミツもついて、お近くのピザハットですぐに注文できます。

<<ピザハットの「とろける4種チーズのフォルマッジ」を注文する>>

ピザのチーズを選ぶためのコツ・注意点

基本的に、どんなチーズを使ってもピザは美味しく焼けます。ただし、さらに美味しく食べるためには、気をつけたいポイントがあります。

・プロセスチーズは溶けにくい

プロセスチーズとは、いったん牛乳から作ったチーズ(ナチュラルチーズ)に乳化剤を加え、加工して作ったものです。

一部の種類を除いて溶けにくく、とろりと伸びる、というわけにはいきません。

溶けたチーズを楽しみたい場合は、ナチュラルチーズを選ぶようにしましょう。

・チーズの種類を使いすぎない

違う味のチーズをたくさん楽しみたいからといって何種類も乗せすぎると、かえって味がボケてしまうことがあります。

乗せるチーズは、4〜5種類におさえましょう。また、それぞれ味のタイプが違うものを選ぶと、味に奥行きが出てきます。

まとめ

ピザに使われるチーズの種類やメニューについてご紹介してきました。

チーズの違いがわかると味わいの違いがわかり、ピザがもっと深く楽しめるようになりますよ。自宅でピザを手作りするときも、チーズにこだわることで、バリエーションが広がります。ぜひ試してみてください。